(第8回)最強のセルフ&チームモチベーション構築法

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 長い年月に渡りモチベーションを維持するには、それなりの崇高なビジョンや目標が必要です。マラソンでは「30年間42km走れる」が長期的な理由です(図1)。
 しかし、短期的な成果(マラソン大会に出場し完走や記録を更新)を得られないと数ヶ月程度の中期のモチベーションは続きません。
 さらに、長期的ビジョンと短期的成果を掲げただけでは、日々の練習(ビジネスで言えば仕事)を高いレベルで続けるには効きが弱いです。毎日モチベーションを維持できる具体的なメリットがないといけません。そこで毎日続けるためのメリットを3種類用意します。

 第一のメリットは「(単調な)練習に楽しみ」を見出せるようにすることです。マラソン練習ならば、美しい川沿いで練習することで、美しい夕焼けやダイヤモンド富士を見ることができたり、大阪国際女子マラソンで優勝し北京オリンピックイギリス代表になったヤマウチ選手のような一流選手の走りを見られるかもしれません。

 第二のメリットは「練習から向上したことがはっきりと数値で分かること」です。つまり他人の目からも明らかに分かる測定可能なメリットを提供することです。マラソンで言えば、体重や体脂肪率や体力などが向上することで確実に自分の発展を知ることができます。

 第三のメリットは「何か人間的な成長を実感できること」です。第二のメリットと違い、自分だけが分かる成長を実感できることもモチベーションをあげるうえで大切です。自分が強くなっていること、逞しくなっていることを実感すると、ますます練習したくなるものです。マラソンならば、諦めずに走り続けることを通して経営者に大事なスタミナ力を身につけることができます。

 この考え方は、仕事でも同じです。部下に「楽しい」と思ってもらい、かつ部下に「課題やプロジェクトを頑張れば給料や評価があがる」とわかってもらい、更に部下に「部下自身が何か自己成長できること」を実感してもらうのです。これと会社の長期的ビジョンやゴール、そして短期的な財務成果をリンクさせるのです。
 リンクさせることができた上司がいるチームはモチベーションが非常に高まりトップレベルの結果を出せ、部下たちの能力も伸ばすことができます。

 あなたは最強の35歳リーダーになることができます。

<今日のまとめ>
1.組織や自分自身のモチベーションをあげるため、チームやプロジェクト毎にビジョンと短期的成果と三つのメリットを提供すること(図1を参考にしてください)

2.まずは自分で取り組み、モチベーション戦略が有効だという成功体験を獲得すること(例えばマラソン/あなたが成功体験を持って成功すると信じなければ、部下をどうやって信じさせてあげるのでしょう?)

内田隆(うちだ・たかし)
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院経営学修士(リーダーシップ、ネゴシエーション、戦略、起業を専門に学ぶ)。更に、ハーバード大学ビジネススクール、ケネディ行政大学院にてリーダーシップや組織経営を学ぶ。
在学中300人以上の世界のビジネスリーダー、国家元首達と会い、彼等のリーダーシップスタイルを独自に研究。特にビジネスリーダーシップやWin- Win型ネゴシエーションを家庭や趣味に応用した「人生のリーダーシップモデル」を独自に構築し定評を得る。
2007年株式会社フォロードリームを創立し代表取締役会長兼CEOに就任。他人を恣意的に動かすことよりもまずは自らをリード手本を示す「セルフリーダーシップ力」で社員力を経営競争力へと変える経営戦略&リーダーシップコンサルティングや講演、研修、執筆活動など幅広い分野で活躍している。
詳細プロフィールはこちらまで
HP: http://www.followdream.jp Email: info@followdream.jp
内田 隆

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