【6月16日(金)】午前2時12分、日経速報メールで、「タカタが民事再生法申請へ、負債1兆円超、製造業で最大」が届いた。昨日のタカタ(7312)の終値は、3円安の484円と、再生法を申請する会社にしては高い株価だ。タカタは、シートベルト、エアバッグなど自動車安全部品で世界2位。従業員数は、連結で4万5792人、単体で905人、単位株主数は、2万4760人。午前5時半、日経225先物は、80円高の1万9890円、NYダウは、14ドル安の2万1359ドル。
売り気配のすかいらーく株を4000株買う
すかいらーくが、売り気配スタートで、9時3分、66円安の1653円で寄り付き、1650円の安値を付け、49円安の1670円で引けた。昨夜発表の売却価格の1630円にサヤ寄せした動きだ。平均買値1667.7円で4000株買う。
買った理由は、株主優待のお食事券目的なのだが、年間配当40円(16円+24円)で1000株保有で年間6万9000円(3万3000円+3万6000円)のお食事券がもらえるので、配当+優待利回りは、6.5%(本日の終値1670円で計算)と高い。
「平均週2回」程度すかいらーくグループの店舗(ガストかジョナサン)へ行くので、これからは優待券で支払いができそうだ。優待券は100株からもらえるが、100株だと年間6000円(3000円×2回)となる。また、すかいらーくは、本決算が12月で6月にも配当と優待基準があり、権利付最終売買日は、6月27日火曜日。すかいらーくは、2月9日に株主優待制度の一部変更(拡充)に関するお知らせを発表しており、6月30日から株主優待を従来の3倍に増額すると発表した。
私がこのことに気がついたのは、4月28日にガストに行ったときにテーブルに張ってあったすかいらーくの広告(3倍に拡充!すかいらーくの株主優待)を見てからなのだが、発表が2月9日で気がつくのが遅かったので、株価が上がってしまい、安くなる場面があったら買おうと思っていた。また、優待を3倍にするなんて「何で?」と思った。それは、推測だが、「投資会社べインキャピタルが、高値で売り抜けるため」だと思った。2016年12月、べインキャピタルすかいらーく香港は、7649万株(39.2%)、べインキャピタルすかいらーく香港2は、938万株(4.8%)保有していた。
2月9日に優待基準3倍に変更を発表、3月28日、1635円で2143万3400株売却、6月15日、1630円で2550万株売却した。あと2956万株+938万株あるので、今後もう1回か2回売却があるかもしれない。優待拡充発表直前の2月9日の株価は、1540円で、年初来高値は、5月11日に1804円を付けている。普通に売ってしまっては安くなってしまうから、株主優待拡充して株価が上がったところで、1回目の売却、6月末の配当、優待権利を取りに個人投資家が買いにきたところで2回目の売却と、高値で売るには、実に巧妙な作戦ではないか? 日経平均は、111円高の1万9943円と5日ぶり反発。
【6月17日(土)】午前5時半、日経225先物は、20円安の1万9920円。NYダウは、24ドル高の2万1384ドルと2日ぶり最高値を更新。1ドル110.91円、1ユーロ124.18円。
昨日、『会社四季報』の夏号が発売され、いつもワイド版を購入しているのだが、保有銘柄のリソー教育の配当欄を見ると、来期の2019年2月期予想ではあるが、36円となっていた。今期予想は、28円(四半期配当実施で7円×4回)であるので、来期は年間で8円増配予想ということになり、四半期配当では、9円×4回となる。株価は年初から1.5倍になっており、業績や高配当も株価に織り込んできたので、そろそろ利益確定しようかと思っていたのだが、来期8円増配の年36円配当では、株価1000円でも配当利回り3.6%と高配当となるので、昨日の終値924円では売るには惜しくなってしまった。10万株保有しているので、年間配当360万円となると税引前ではあるが、配当収入1日1万円は、リソー的な収入かな。
リソー教育の株価・業績、ビックカメラの株価・業績、石光商事の株価・業績、すかいらーくホールディングスの株価・業績 は「四季報オンライン」で
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