児童ポルノ、リベンジポルノは9割削除される

迷っている間にも画像は拡散してしまう

 6月6日、セーファーインターネット協会(SIA)は、2016年の「違法・有害情報対策の取り組み」を公表した。それによると、協会が削除依頼した「児童ポルノ」「リベンジポルノ」は9割以上が削除された。写真はパソコン、3月撮影(2017年 ロイター/Kacper Pempel)

[東京 6日 ロイター] - セーファーインターネット協会(SIA、会長:別所直哉ヤフー<4689.T>執行役員)は6日、2016年の「違法・有害情報対策の取り組み」を公表した。それによると、協会が削除依頼した「児童ポルノ」「リベンジポルノ」は9割以上が削除された。

協会は迷わないでまずは相談してほしいと呼び掛けている。

2016年に通報受領・パトロールで把握した違法・有害の疑いのある情報の総件数は約30万件だった。このうち、実際に違法・有害と判断した情報は4万9368件。もっとも多かったのが無修正動画などのわいせつ情報で58%、以下、児童ポルノが33%と続いた。リベンジポルノは2%だった。

違法・有害情報の掲載サイト所在地は国内が42%、海外が58%で、海外では米国が87%を占めた。

4万9368件のうち、実際に削除依頼を出したのは3万1222件だった。約1万8000件の差があるが、これは海外では違法ではないわいせつ情報の通報や削除依頼を準備している間に削除されたケースなどが含まれているため。

削除依頼3万1222件のうち、削除に応じたのは3万0281件で、削除率は97%にのぼった。児童ポルノは97%、リベンジポルノは91%だった。

協会の事務局長を務めるヤフーの吉川徳明氏は会見で「削除依頼さえ出せば、かなりの比率で削除できる。迷っている間に画像が拡散する例がある」として、まずは相談してほしいと呼び掛けた。

(志田義寧)

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