まずは大会方式。2015年からは新規スポンサーの獲得や年間王者決定戦による盛り上がりを狙い、2ステージ制に移行していた。だが、これは資金難による苦肉の策。今回、この懸念が解消されたことで1ステージ制への復帰を決めた。
中継の臨場感も格段に向上した。撮影カメラを増やし、スーパースローで技を撮影したり、緻密なパスワークをとらえるなど、迫力のリプレイ映像を提供できるようになった。
Jリーグが自ら著作権を保有
クラブの協力を得てロッカールームにカメラが入り、試合前や試合後の選手の表情をとらえる。監督も会場到着時とハーフタイム、試合後のインタビューに応じるようにした。現場の雰囲気が感じられる中継を目指したのだ。「選手の技や喜怒哀楽、一喜一憂するファンの姿を見せる。ピッチ上のドラマを伝えたい」と制作にかかわるパフォームの水野重理氏は語る。
パフォームは会員獲得のためにNTTドコモと組み、ドコモユーザー向けに月額980円(通常は1750円)の専用プランを投入。テレビCMでJリーグ開幕を大々的にアピールすることになった。パフォームが大型契約に踏み切った背景には、こうした施策によって視聴者層を広げられるという読みがある。
この記事は有料会員限定です
残り 938文字

