北朝鮮の飛翔体は新しい対空誘導兵器だった 正恩氏立ち会い、量産と全土への配備を命令

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 5月28日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩朝鮮労働党委員長が新たな対空誘導兵器システムの試験に立ち会い、量産と全土への配備を命じたと伝えた。2014年10月撮影(2017年 ロイター/Denis Balibouse)

[ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は28日、金正恩朝鮮労働党委員長が新たな対空誘導兵器システムの試験に立ち会い、量産と全土への配備を命じたと伝えた。

KCNAによると、試験はミサイルや核兵器の開発に関わっているとみられる国防科学院が実施した。対空誘導兵器システムの具体的な特徴や試験が実施された時間などには言及しなかった。

KCNAは「金委員長は、国防科学院が実施した新種の対空誘導兵器システムの試験に立ち会った」とし、「この兵器システムの能力は完全に確認された。空での優越性と武器の威力を誇り、空を支配しようとする敵の大それた夢を完全に打ち砕くため、全土への配備に向けて量産する必要がある」と伝えた。

また、試験には金委員長とともに、ミサイル開発の加速に関わっているとみられる高官など軍側近も立ち会ったとした。

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