全国大手私鉄「朝ラッシュ」最速運転ベスト20 特別料金不要列車の優等列車はどこなのか

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そしてここからは表定速度60キロ台に突入する。第13位は近鉄大阪線の快速急行。同線は100キロメートル超えの長い路線。そこを所要時間108分、表定速度60.5キロで走破する。第12位は阪急京都線(河原町─梅田・47.7キロメートル)の快速急行で、所要時間47分・表定速度60.8キロ。続いて第11位は近鉄名古屋線(伊勢中川─近鉄名古屋)の急行。これは伊勢湾沿いに四日市市を通って北上する78.8キロメートルの路線で、所要時間77分、表定速度は61.4キロだ。

TXがベスト10で初登場

さあ、いよいよベスト10の発表だ。第10位は阪急神戸線(神戸三宮─梅田・32.3キロメートル)の特急で、所要時間30分・表定速度64.6キロだ。そして第9位、ここで特別枠のつくばエクスプレスが登場。区間快速がつくば─秋葉原間58.3キロメートルを所要時間54分、表定速度64.8キロで走る。茨城県内から東京都心まで、朝の時間帯に50分強で着くというのは、あらためて圧倒的な利便性を感じる。

第8位は再び成田スカイアクセス線の「アクセス特急」がランクイン。かつては「世界一不便な空港」と呼ばれた成田への交通を改善するために作られた路線だが、印旛日本医大─押上間39.2キロメートルを、所要時間36分、表定速度65.3キロで結んでいる。そして実は、この成田スカイアクセス線アクセス特急が首都圏ランキングの第1位であった。つまり、ここより上位はすべて首都圏以外の地域からだ、はたしてどういう結果になるだろうか?

では第7位。ここで名鉄名古屋本線が初登場する。名鉄岐阜─名鉄名古屋間の31.8キロメートルを、快速急行が所要時間は29分、表定速度65.8キロで走る。第6位は阪急神戸線(神戸三宮─梅田・32.3キロメートル)の通勤特急。所要時間29分、表定速度66.8キロだ。

そして、実はこの列車が関西圏私鉄ランキングの第1位であった。つまり、ベスト5はすべて今回、新規でエントリーした路線の列車が入る結果となった。

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