若い女性が住む「都内の人気駅」ランキング

見栄ではなく快適さで選んでいる

実際に若い女性の人気を集めているのは、生活に便利で利便性の高い路線だ(写真:Yokokaru/PIXTA)

女性は何を基準にして住む駅・沿線を決めるのか――。「住みたい街ランキング」で選ばれるような街で暮らしているのかと思ったら、現実は違った。

マンション事業や不動産コンサルティングのトータルブレインが住宅情報誌や週刊誌による「住みたい街ランキング」を集計して女性に人気の駅を探ったところ、ランクインした駅のほとんどは、抜群の交通利便性とエリアイメージを持つメジャーな人気駅であった。

たとえば城南4区(品川区、目黒区、大田区、世田谷区)で「住みたい街ランキング」の上位にランキングされるのは、1位自由が丘、2位中目黒、3位二子玉川、4位目黒、5位三軒茶屋である。

若い女性はどんな街に住んでいる?

しかし、国勢調査を元に20~30代の若い女性の人口比率の高い駅を見ると、1位三軒茶屋、2位東松原、3位駒沢大学、4位下北沢、5位梅ヶ丘となっている。「住みたい街ランキング」とはまったく異なるのだ。

また、城西3区(中野区、杉並区、練馬区)における「住みたい街ランキング」は1位中野、2位荻窪、3位阿佐ヶ谷、4位高円寺だが、20~30代の女性比率上位ベスト5は中野坂上、東中野、中野新橋、江古田、新井薬師前と、こちらもまったく違う。

「利便性が抜群な割に地位、環境面で低評価なため、価格に現実感がある駅といった具合に、現実的な妥協が入っていると考えられる」と、トータルブレイン専務の杉原禎之氏は言う。

次ページ若い女性の多い駅は今後人気化?
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • 最新の週刊東洋経済
  • インフレが日本を救う
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
かんぽ まさかの10月営業再開<br>日本郵政グループの不適切判断

日本郵便本社が発した「10月からかんぽ営業を段階的に再開」との緊急指示に、現場は大混乱。乗り換え勧奨禁止などの再発防止策、7月末に実施を発表した全件調査、特定事案調査にも大きな問題を残したままだ。拙速な営業再開の裏には何が。