全国大手私鉄「朝ラッシュ」最速運転ベスト20 特別料金不要列車の優等列車はどこなのか

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まずは第5位、西鉄天神大牟田線(大牟田─西鉄福岡・74.8キロメートル)が再び登場。特急は、15位の急行より11分も速い所要時間67分、表定速度67.0キロで走破する。そして第4位には再び名鉄名古屋本線の名鉄岐阜─名鉄名古屋間(31.8キロメートル)がランクイン。第7位の快速急行より上位の特急で、所要時間28分、表定速度68.1キロだ。

いよいよベスト3だ。第3位は再びつくばエクスプレスがランクイン。通勤快速がつくば─秋葉原間(58.3キロメートル)を所要時間51分、表定速度68.6キロで走る。

そして第2位は冒頭で記したように、中間点の名古屋駅を起点として分けた、名鉄名古屋本線の豊橋─名鉄名古屋(68キロメートル)。特急が所要時間55分、表定速度は初の70キロ超えで、74.2キロ。さらに第1位も同じく名鉄名古屋本線・豊橋─名鉄名古屋間の快速特急。こちらは1分速く所要時間54分の表定速度75.6キロであった。

名鉄が1位・2位を独占!

路線の構成から2つに分けたという事情はあるのだが、それでも名鉄名古屋本線がベスト10内に4本、そして同線豊橋─名鉄名古屋の快速特急、特急のワンツーフィニッシュという結果になった。

名鉄の速さが際立つ結果だが、同線は都市部を走る他社路線と違って田園地帯を走る区間が長いためにカーブが少なく、線形がよいことがその速さの理由の1つといわれている。また、名古屋本線を走る特急・快速特急は、一部特別車は座席指定の有料となっている。逆に言えば、特急券が必要な列車に料金不要の車両が付属しているともいえるわけで、これも強みの1つだ。

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