初公開!これが通勤電車「乗車率ランキング」 なかなか座れない高崎線、すぐ座れるのは?
日ごろ通勤や通学に利用している電車の定員には、座席に加えて、立っている人の数も床面積に応じて含まれている。納得できないという方も多いに違いないが、規則と言われれば納得せざるを得ない部分もある。
路線データがわかれば、立っていてもすぐ座れる?
もし、あいにく座席にあぶれ、立つ羽目に陥ったとしたら、何をするべきだろうか。それは、もうすぐ降りる人が座っている座席の前に立つことだ。どんな人が早く降りるのかは経験値からしばしば語られてきた。曰く、「本や雑誌、新聞を読んでいない」「周囲を見回している」「身支度を整えている」という具合だ。
データをもとにしたよい方法もある。路線ごとに算出された利用者の平均乗車キロを頭に入れておけば、目の前に座っている人がどの駅から乗ってきたのかを観察しておくだけで、どの駅で降りてくれるか、おおよその見当がつくのだ。
今回は首都、中京、京阪神の3大交通圏の主要通勤路線を選び、それぞれの平均乗車キロを求めてみた。
距離がわかるだけでも便利かもしれないが、鉄道事業者各社の路線の長さはまちまちなので、たとえば10㎞と言われても他の路線と比べて長いのか短いのか判断しづらい。そこで、路線の長さに対する平均乗車キロの割合(以下、割合)を示し、3大交通圏ごとにランキングを作成した。これならば、路線ごとの特徴をうかがい知ることができるはずだ。
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