主婦をメロメロにした「卵のCM」誕生の舞台裏 4月後期「CM好感度ランキング」注目作はコレ

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CM総研「作品別CM好感度ランキングTOP30」第6位にランクインした、アキタの卵「きよら」のCM。“きよにゃ”の声を担当したのは、『君の名は。』新海誠監督の娘、新津ちせちゃんだ(動画:アキタ提供)
あなたのお気に入りCMは、何位にランクインしているだろうか?
CM総合研究所が毎月2回実施しているCM好感度調査は、東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象として、関東在住の男女モニターが、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに思い出して回答するものだ。
最新の2017年4月後期(2017年4月5日~ 2017年4月19日)調査結果から、作品別CM好感度ランキングTOP30を発表。その中から、CM総研が注目するCMをピックアップして、ヒットの理由に迫る。

「三太郎」シリーズ強し!auがTOP10に3作品

【1~10位】

調査期間中、東京キー5局からオンエアした3151作品のうち、作品別CM好感度1位、2位、4位はKDDI「au」の"三太郎シリーズ”の作品となった。桃太郎、浦島太郎、金太郎という昔話の主人公たちが幼なじみの親友だったというストーリーで、2015年の元日からスタートした大ヒットシリーズは、3年目に入っても人気継続中。今回1位の部活勧誘篇は、学校に入学して早々にアイドル研究会に入部した金太郎役の濱田岳が、大勢の部員たちのセンターで生き生きと「ヲタ芸」を披露する。その姿に桃太郎役の松田翔太と浦島太郎役の桐谷健太が驚くという内容で、学割を訴求した。

3位にランクインした日本瓦斯は、ガス小売り全面自由化の今年、初めてCMをオンエアしてTOP3入りを果たした。青い炎の王冠をかぶり、西洋貴族風の衣装を身につけた出川哲朗が、ガスの王族の3代目「ニチガス・ニ・スルーノ三世」に扮して出演した。本田翼の家を訪問した出川が、「うちにも来た!」と歓迎を受け、コミカルなダンスを踊る。小学生男女とその親世代から絶大な支持を受け、三太郎CMの間に割って入った。

5位の「Amazonプライム」は、昨年大ヒットした犬と赤ちゃんの心和むストーリーの次作品を展開。大きな馬のように高い障害が飛び越せず自信を失ったポニーを元気づけようと、フラフープを購入して応援する飼育員の女性とポニーとの心の交流を描き、前作に引き続き好調だ。

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