主婦をメロメロにした「卵のCM」誕生の舞台裏 4月後期「CM好感度ランキング」注目作はコレ

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【11~30位】

缶コーヒーはこのゾーンでしのぎを削る。12位の「ジョージア」は山田孝之がさまざまな職業人に扮するシリーズが好調で4年目を迎えた。今回は営業マン役で、偶然ベンチの隣に座ったとび職役の新井浩文と、心の中でお互いの仕事をねぎらい合うという内容。15位の「ボス」は10年目を超えるロングランの「宇宙人ジョーンズ」シリーズを展開。18位の「ワンダ」には、北野武が演じるハイテンションな部長と、部下役の劇団ひとりと澤部佑が朝の会社での1kコマを描いている。

14位はRIZAP「ライザップ」。これまでにも一般の体験者のほか、赤井英和、生島ヒロシ、森永卓郎などの有名人が驚きのビフォーアフターで肉体を披露してきたが、今回はエド・はるみが登場。見事なプロポーションで結果にコミットしてみせた。

異彩を放つのは、29位にランクインした赤城乳業の「ソフ」。氷菓の「ガリガリ君」を販売する赤城乳業は、思わず視聴者の目をくぎ付けにする怪しげなクリエーティブで、少ない放送回数ながら強い印象を残すCMが多い。

「ソフ」はソフトクリームの上だけをカップに入れた新商品。1990年代に流行った「う・ふ・ふ・ふ」の替え歌に合わせて、口ひげをはやして頭頂部のはげ上がったおじさんが、ミニスカート姿でくねくねと踊りながらニヤリと笑う。好感を示したモニターからは、「気持ち悪いが、気になる」との意見が多く、「くせになりそうなCM」との声も聞かれた。おじさんの顔と若い女性の体というあまりのギャップに、期間中の放送回数はわずか19回ながら、TOP30入りを果たした。

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