「糖質制限でも痩せない!」にはこう対処せよ

提唱者が指摘!それは「糖質制限もどき」です

次に、“糖質制限もどき”になってしまっている方で多いのが、主食をやめているのに、ほかの食材から糖質を大量に取ってしまっている場合です。

糖質制限ダイエットは、「主食抜きダイエット」とも呼ばれるように、糖質を大量に含む主食(穀類)を避けることに特徴があります。

しかし、ご飯やパン、麺類、トウモロコシといった主食以外でも、糖質の多い食材があります。これにも気をつけなければならないのです。

たとえば、穀類以外で非常に糖質が多いのが、イモ類です。サツマイモ、ジャガイモ、サトイモなど、「いも」と名のつくものは、ほとんどがでんぷんを大量に含んでいるので、避けなければなりません。

また、イモ類で注意が必要なのは、これを原料にしてでんぷんの粉が作られており、さまざまな食品になっていることです。たとえば、くず粉や片栗粉(かたくりこ)などは、ジャガイモのでんぷんが用いられています。コーンスターチは、トウモロコシから作られたでんぷん食品です。くずきり、春雨なども、でんぷんを原料にしているので、糖質としてカウントしなければなりません。

また、野菜の多くはさほど糖質が含まれず、糖質制限的には大丈夫なのですが、カボチャ、クワイ、ユリネ、レンコンなど根菜類はでんぷんが多いので注意が必要です。

調味料、お酒などの注意点

さらに、砂糖を多く使ったお菓子などがNGなのはわかりやすいかと思いますが、調味料にも意外と多くの砂糖が使われているので、注意が必要です。

砂糖や異性化糖の多く入った飲料は、糖質の大量摂取→血糖値の急上昇につながりやすく、「ペットボトル症候群」という言葉があるくらい危険です。

お酒では、日本酒やビールなど、赤ワイン以外の醸造酒には多く糖質が含まれていますので避けるべきです。もちろん、最近目につくようになった糖質ゼロ発泡酒や糖質ゼロ日本酒ならOKです。

一方、蒸留酒は、糖類の入った飲み物で割らなければ、糖質制限的にはいくら飲んでもOKです。ただし、肝臓などほかの健康リスクを起こさない範囲でお楽しみください。

以上のように、糖質の多い食材は何か、頭に入れておくことが大切です。

いずれにしても、正しい糖質制限食の本や、食品別糖質量ハンドブックを利用して、おいしく楽しく末長く、糖質制限食生活を続けていただきたいと思います。

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