理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 著

理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 著

理性には永遠に超えられない限界があるか。気鋭の論理・哲学者が、社会科学、自然科学、認知科学をめぐる議論を、多彩な例を交えたシンポジウム仕立てで、難解な用語を使いつつも平易に解説。

3章立ての第1章では合理的選択の限界を探る。選挙結果は投票方式に左右され、完全に民主的方法は存在しないという不可能性定理を取り上げ、囚人のジレンマ、ゲーム理論から洗い直す。第2章では、ミクロな物理現象は確率的にしか表現できないという不確定性原理と粒子の実在から迫る。最後に、抜き打ちテストのパラドックスを例に、すべての自然数命題を証明できるシステムは存在しないとした不完全性定理による論理的思考の限界を検討する。

講談社現代新書 777円

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