こうしたソロ向けのサービス拡充の動きは、確実に需要があるからであり、今後ますますソロモン向け市場は拡大すると見込まれています。今では、単独での消費行動やレジャー行動を「ソロ活」と呼び、そうしたひとりでの楽しみ方を満喫する状態を「ソロ充」と表現し、かつての自虐的な意味合いはなくなりつつあります。
それでは、そうしたソロモンたちは、いったい、どこまで「ひとり○○」ができるのでしょうか。「限界ひとり○○」を調べてみました。
まず、ソロモンたちと既婚男女とを比較してみました。当然、ほぼすべての項目においてソロモンたちは既婚男女を上回ります。ファミレス、ファストフード、カフェなどは8割以上で、かつてはデートの王道パターンでもあった映画館での映画観賞でさえ、76.6%が問題なくひとりで行けます(既婚者は58.1%)。
そして既婚者との差分が最も大きいのが、国内および海外旅行です。海外の一人旅は53.2%と過半数を超え、既婚者の23.0%のほぼ倍です。国内旅行に至っては、75.4%にも達し、既婚者の40.7%と比べて大きく差があります。
そこで、ソロモンたちの「ひとり○○」事情を、もう少し細かく見てみましょう。
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