2回目の襲撃後、フレイジーさんは大学を正式に訴えることにした。しかし、大学側から報告について調査することができないと告げられた。レイプ犯を特定できなかったからだ。訴状によると、大学は約1年後(2016年9月)まで襲撃について調査を開始しなかった。大学が事件の調査に動き出したのは、フレイジーさんが圧力をかけてからのことだ。
調査から26日後の2016年10月7日、コロンビア大学は捜査を打ち切った。訴状によると、フレイジーさんは「調査員は誰からも事情聴取をしなかった。彼女がレイプされたそれぞれの夜について、学生寮の侵入記録も調べなかった。また、防犯カメラの映像も調査できなかった。原告が襲撃されてから時間が経っていたため、映像が消去されていたからだ」と告げられた。
大学には講じられる手があったはずだ
フレイジーさんは、大学は2回目の襲撃と、それに続くハラスメントを防ぐためにできることがあったはずだとハフィントンポストUS版に語った。
「大学は2015年10月と2015年12月初旬に調査すべきでした。私に住む場所を手配し、襲われた学生寮の部屋から引っ越せるようにするべきでした」と、フレイジーさんは訴えた。「ただちに安全で、勉学に励める部屋を提供すべきでした。ですがそうせずに、私は襲われたことを何回も教授に説明させられ、他に住む部屋が認められない恐怖を感じました」。
3月21日の記者会見で、フレイジーさんは報道陣に「率直に言って、怒っているからコロンビア大学を訴えているのです」と語った。
彼女の訴状によると、この期間中、成績は急激に落ち、授業に出席できなくなり、課題もこなせず、また、疎外感を感じるようになったという。
コロンビア大学の広報担当者ロバート・ホーンズビー氏は、大学は係争中の訴訟についてコメントできないとハフィントンポストUS版にコメントした。ホーンズビー氏は「しかし、キャンパスで起きたとされる襲撃については深く憂慮している」と付け加えた。
フレイジーさんは、毎日、いまでも襲撃のトラウマを抱えながら暮らしていると話している。
「見つかってまた襲われるんじゃないかと、毎日恐怖を感じています」と彼女は語った。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
(文:Alanna Vagianos)
