臭わない汗のかきかたとは?
ニオワナイ上司「いや、汗はかきますよ。でもね、普段から意図的に汗をかいているんですよ。毎日20分以上のウォーキングをして。そうするとベタベタな汗じゃなくなるのです」
さすがはノンスメルさん、口調も涼しげです。実はこのように、日頃から汗をかくようにしておくことで、眠っていた汗腺が目覚め、サラサラなニオイのない汗をかくことができるんです。ニオイを元からシャットアウト。この姿勢がすでにスメルキングさんとは違いますね。スメルキングさんも汗をかくようにされてはいかがですか?
ニオイ上司「私だってカラオケで熱唱して汗かいてますよ~。え? もちろん、部下も連れてってあげますよ? 私って優しい上司ですから~」
個室に充満する汗の臭い。まさに悲劇ですね。さすがに口呼吸にも限界があるのでトイレに逃げていく女性部下が後を絶ちません……。
ではノンスメルさんに伺います。食生活で気をつけていることはありますか?
ニオワナイ上司「食事に関しては、バターやラードなどの動物性脂肪を控えていますね。『和食』『野菜多め』を心掛けています」
いやはや感服致します。そこまで徹底されているなら無臭なのも納得です。
一方スメルキングさんは……。
ニオイ上司「焼き肉とビールって至高にして至宝の組み合わせだよね~?」
このように生活スタイルを比較してみても、ニオイに対しての姿勢が両極端のふたり。オフィスでは具体的にどのような対応をしているのでしょうか? ちょっと観察してみましょう……。なんと女性部下たちは全員マスクを着用しています!
ニオイ上司「なんでマスクしてんの? 風邪予防? 女子は弱いなぁ! ぐふふ」
どうやら皆さん、スメルキングさんのお口のニオイが気になるようです。おや、あちらで女性社員の方が何人かで話し合っていますね。あ、ひとりの女性社員の方が意を決した表情でスメルキングさんの方へ向かい、そしてミントキャンディを渡しました。
女性部下「おいしいですよ-♪」
ニオイ上司「ミント好きじゃないからいらない」
敏感な方だったら、ミントを差し出されただけで自分の口臭を疑ったりしますけど、真顔で拒否とは。あ、これまでこのコラムを読んで笑っていたあなた、ギクリとしませんでしたか(笑)。ミントやキャンデーを配られたときは、その裏に潜む隠れたメッセージを気にしたほうがいいかもしれませんよ?
ニオイ上司「それはそうと君、これなあに?」
女性部下「あ、これは……」
緊急事態です! 女性部下のデスクにある「消臭系ポット」をスメルキングさんが気にしています。彼女はどのように誤魔化し、回避するのでしょうか?
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