「読書感想文」が若手社員の力をグンと伸ばす 感想文には報奨金、ボーナス査定にも反映

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最近、大学研究室発祥の本の紹介ゲーム「ビブリオバトル」が、学校だけでなく一般企業や地域イベントにまで広がりをみせています。本好きということでは、昨年日本一の日本ハム・栗山監督も、自らの自主トレに「読書」を挙げていることで有名です。

さらに、先日(3月19日)放送の「アメトーーク!」の「勉強大好き芸人」では、「学校では教えてくれない読書感想文の書き方」が取り上げられました。粗筋を書くだけになりがちなところを、読書家で有名なカズレーザーさんは、自らの感想や解釈をつけ加えて独自性を出していました。今や「読書感想文」は、演芸番組にも登場するムーブメントなのです。

「本を読まない時代」だからこそ

冒頭に述べた「本を読まない時代」だからこそ、最初は無理にでも本を読ませて習慣づけるのが重要です。西村会長のこの思いに、いま時代が追いついてきたのかもしれません。

西村正彦会長(右)と、西村圭司社長(写真:ファインフーズ提供)

企業としては「正道邁進」、個人としては「笑門来福」をスローガンに、社員個々が地道な努力を積み重ねています。一昨年には、息子の西村圭司氏が社長に就任、正彦氏は会長になって親子2人3脚の体制が出来上がりました。経営に若い血も加わり、今後さらなる発展が見込まれるアイデア満載の元気企業です。

竹原 信夫 日本一明るい経済新聞 編集長

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たけはら のぶお / Nobuo Takehara

有限会社産業情報化新聞社代表取締役(日本一明るい経済新聞編集長)。1971年3月、関西大学社会学部マスコミ学科卒、同年4月にフジサンケイグループの日本工業新聞社に入社。その後、大阪で中小企業担当、浜松支局記者などを経て、大阪で繊維、鉄鋼、化学、財界、金融などを担当。1990年4月大阪経済部次長(デスク)、1997年2月から2000年10月末まで大阪経済部長。2001年1月に独立、産業情報化新聞社代表に。年間約500人の中小企業経営者に取材、月刊紙・日本一明るい経済新聞を発行している。
 

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