バックミラーのトップ企業は働き方が斬新だ

大東プレス工業は「現場女子」が大活躍

大東プレス工業の吉田会長(筆者撮影)

現場男子が脚光を浴びて、イケメン作業員の雑誌が出る時代です。筆者が取材に訪れる工場でも、かつての採用難時代に比べ入社希望者が増えた、という話を聞きます。でも、今回取り上げる会社はちょっと違います。現場女子が頑張っている会社です。今年創業80周年を迎えた大阪市鶴見区の大東プレス工業です。

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バス、トラック、建設機械などのバックミラーを製造・販売。バスのバックミラーでは、観光バスで80%、公営バスで90%超のシェアを占めます。街で見掛けるバスやトラックのミラーは、ほとんど当社が作ったものと言って過言ではありません。鏡のみならず、最近では車の安全に積極的に採用されているバックモニターも製造。精度を求められる機器ですが、長年のミラー製造で培った技術を生かし、国内外合わせ月間約1000台の生産量を誇ります。

現場で活躍するパート社員は30人

筆者は仕事柄、いろいろな会社にお邪魔しますが、特に町工場の取材が大好きです。事務所の中での取材だけではその会社のイメージはなかなかつかめません。で、取材を終わった後に、工場を見せてもらうのが楽しみ。そこで会社の全体像が見えて来るからです。

工場の風景(筆者撮影)

大東プレス工業でも、工場を見せてもらいましたが、ビックリしました。バックミラーの組み立て現場では、スタッフのほとんどが女性でした。スタッフは約140人で、うち女性が3分の1。中でも現場で活躍するパート社員は30人もいます。

組み立ては「セル生産方式」と呼ばれるものです。女性1人の作業員が、各パーツを組み立て完成品に仕上げる工程まですべてを受け持ちます。

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