BBC放送事故で炎上した教授が伝えたいこと 「子育ては重労働になることだってあります」

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私の家族は、この映像を愛してくださった方々に感謝を伝えたいと思います。私たちはただ普通の家族であり、2人の子供を育てることは、重労働になることもあります。おそらく全世界の親たちがこの映像を見て共感し、称賛して頂いた理由だと思います。ありがとうございます。私たちは子供たちをとても愛しており、私たちの放送事故で皆さんが笑ってくれてうれしいです。

また、この放送事故を柔軟に、臨機応変に対応してくれたBBCに感謝の意を伝えたいと思います。幼い子供たちをプロならではの技で放送してくれたことに感謝します。特にインタビューのアンカーだったジェームズ・メナンデズさんに感謝を伝えたいと思います。

メディアの皆さん、過去5日間沈黙したことについて申し訳ありません。本当に多くのインタビュー依頼が殺到しましたが、お断りしてきました。先週の金曜日から、大きな関心にどのように対応すべきかどうか分かりませんでした。

だから、私たちは、海外の視聴者向けにBBCとのインタビューに応じることにしました。アメリカ人向けに、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューを、今日の記者会見を通じて韓国の視聴者たちに感想を伝えることにしました。自宅でインタビューしたいというメディアもありましたが、準備ができていませんでした。来週以降、まだ関心があればお受けしたいと思います。

映像をめぐるうわさに関して

最後に、この映像をめぐる噂と論争について説明したいと思います。

映像に登場した女性は、ベビーシッターではなく、私の妻です。最初に部屋に入ってきた子供は4歳の長女マリオンであり、2番目に入ってきた子供は、9カ月の息子ジェームズです。

よく聞かれることですが、私の妻は子供を部屋から追い出すのに、力ずくではしませんでした。映像で見られるように、妻はインタビューの専門性を守ろうとしたのです。子供たちに怪我はありませんでした。マリオンはこの映像で、韓国語で「お母さん、どうして」と言いました。子供の驚いたような言い方は、私たちが普段は子供を映像のように接していないことを示しています。

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