ついに大改正!「新ゴルフルール」の衝撃 ペナルティ基準が変わり、ボール探しも短縮
だが、グラハム・デラエ(カナダ)、ダニエル・バーガー(米国)といった中堅選手たちの一部からは「正しい方向のチェンジではあるが、ルールチェンジはプロとアマを分けて行うべき」などと"総論賛成、各論反対"の意見も出始めた。
プロアマ問わず、世界から意見を募集
「そもそも競技で球を打ったことのないニュージャージーのオールド・ボーイズ・クラブがすべてを決めていることが問題」などとUSGAに不信感を示す選手も出ている。
個性的で強硬派の英国人選手、イアン・ポールターにいたっては「スロープレー対策なら、プロも試合中にレーザー測定器で距離を測ってもいいことにするべきだ」と"極論"を展開するように。
まだまだ、いろんな意見が出てくるだろう。USGAでは今年8月31日まで、プロアマを問わず、広く世界中からのフィードバックをオンラインで募る。そして、USGAとR&Aは寄せられたフィードバックを元にこれらの提言を再検討し、2018年半ばに新ルールを正式発表、2019年1月1日から施行する予定だ。
ゴルフルールのシンプル化、ゴルフの近代化、スロープレー撲滅のために、「我こそは」と思う方は、是非ともご意見を寄せていただきたい。
(文中一部敬称略)
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