ついに大改正!「新ゴルフルール」の衝撃 ペナルティ基準が変わり、ボール探しも短縮

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だが、グラハム・デラエ(カナダ)、ダニエル・バーガー(米国)といった中堅選手たちの一部からは「正しい方向のチェンジではあるが、ルールチェンジはプロとアマを分けて行うべき」などと"総論賛成、各論反対"の意見も出始めた。

プロアマ問わず、世界から意見を募集

「そもそも競技で球を打ったことのないニュージャージーのオールド・ボーイズ・クラブがすべてを決めていることが問題」などとUSGAに不信感を示す選手も出ている。

個性的で強硬派の英国人選手、イアン・ポールターにいたっては「スロープレー対策なら、プロも試合中にレーザー測定器で距離を測ってもいいことにするべきだ」と"極論"を展開するように。

まだまだ、いろんな意見が出てくるだろう。USGAでは今年8月31日まで、プロアマを問わず、広く世界中からのフィードバックをオンラインで募る。そして、USGAとR&Aは寄せられたフィードバックを元にこれらの提言を再検討し、2018年半ばに新ルールを正式発表、2019年1月1日から施行する予定だ。

ゴルフルールのシンプル化、ゴルフの近代化、スロープレー撲滅のために、「我こそは」と思う方は、是非ともご意見を寄せていただきたい。

(文中一部敬称略)

舩越 園子 在米ゴルフジャーナリスト

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ふなこし そのこ / Sonoko Funakoshi

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。
 

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