「朝」の首都圏大手私鉄、一番速い列車は何か 特別料金不要の優等列車を徹底比較

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都内に路線網を張り巡らせる東急電鉄は、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線の各線で優等列車を運行している。東横線(横浜―渋谷・24.2キロメートル)は、朝の時間帯は通勤特急がもっとも速く所要時間35分・表定速度41.5キロで、急行は36分・表定速度40.3キロ。日吉―田園調布間で並行する目黒線(日吉―目黒・11.9キロメートル)の急行は、所要時間19分・表定速度37.5キロだ。

優等列車の表定速度は、混み合う路線として知られる田園都市線(中央林間―渋谷・31.5キロメートル)が速く、急行は所要時間41分・表定速度46.1キロで走る。大井町線(溝の口―大井町・12.4キロメートル)の急行は、所要時間20分・表定速度37.2キロだ。

東横線は横浜と渋谷の二大都市間を30分台で結ぶので便利な印象があったが、実際の速度はそうでもない。停車駅数は異なるものの、通勤特急と急行の差がそれほどないのも意外だ。順番は前後するが、同じように体感速度よりも遅いと感じたのが東横線と直通運転を行う東京メトロ副都心線(和光市―渋谷・20.4キロメートル)。所要時間31分・表定速度は39.5キロだ。

京急の案内は親切だ

お次は関東でも速い電車として知られる京浜急行電鉄。今回対象としたのは、三崎口―品川間65.7キロメートルだ。

同社の特筆すべき点は、ホームページに「京急線では、『エアポート快特』『快特』が停車駅数が最も少なく一番早い電車となっており(平日夕方ラッシュ時のウィング号を除く)、つづいて『特急』『エアポート急行』『普通』の順番となっています」と、優等列車の序列が明記されていることだ。こういった情報は各社もっとアピールしてほしいところだがどうだろう?ただし、今回の時間帯では残念ながら「エアポート快特」「快特」ともになく、特急の所要時間82分・表定速度48キロが最速だ。

ラストは相模鉄道。本線(海老名―横浜・24.6キロメートル)には特急があり、所要時間26分・表定速度56.8キロで、さすがは特急らしい速さを見せる。一方、いずみ野線の湘南台―横浜間(21.8キロメートル)にはこの時間帯に特急はなく、所要時間30分・表定速度43.5キロの快速が最速だ。

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