「有力外資系証券」が日本株上昇を支える?

為替が「ちょい円高」でも株が下がらない理由

日米首脳会談は結果としてマーケットにはプラス。有力外資系証券が再び日本株を買っている?(写真:ロイター/アフロ)

注目の日米首脳会談が終了した。少なくともマーケットから見ると、安倍晋三首相とトランプ大統領の関係構築としては「二重丸」の内容だったのではないか。

なぜ「やや円高」なのに、日本株は堅調なのか?

安倍首相は、日米首脳会談後に行われた記者会見で、「アジア太平洋地域に自由かつルールに基づいた公正なマーケットを、日米両国のリーダーシップのもとで作り上げていく」と述べたが、米国と中国の今後の経済関係については、特に言及しなかった。今後、日米両国は2国間の枠組みに関する議論を含めて、経済成長を達成するための最善の方法を探求することになるとみられる。

一方、今回の首脳会談では、米国側からの日本の金融・為替政策に対する批判は少なくとも表には出てこなかった。ゴルフでラウンドしている際にどういった会話が行われていたかはわからないが、市場が懸念していた「日本銀行の金融政策に対する批判」は回避された様子だ。

ただ、日銀による大量の資金供給や長期金利の上昇を抑制する金融調節は、円安を招くと批判される可能性は今後も残されている。「日米のボス」が相性の良さをアピールしているようだが、やはり今後の実務者間での話し合いが注目される。

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