海外拠点閉鎖のグリー、焦点は国内リストラ

急速に進めた戦線拡大の処理を余儀なくされている

ソーシャルゲーム大手のグリーが、海外事業の大幅なリストラに乗り出す。英国、アラブ首長国連邦(UAE)、ブラジル、オランダの4拠点を今年8月をメドに閉鎖する。これまで八つあった海外拠点を半減する。

同時に、韓国の拠点でも人員を3割削減する。すでに中国拠点を6月末に閉鎖しており、海外事業の体制縮小に一段と踏み込む。今後の海外は、米国サンフランシスコを中心に機能を集約する方針だ。

グリーの2013年6月期は、売り上げが前期比5%減、営業利益は前期の827億円からほぼ半減となる見通し。大幅減益とはいえ、依然として高収益でありながらリストラを行うのは、四半期ベースの業績落ち込みが深刻だからだ。13年4~6月期は5四半期連続で営業減益、利益水準はピークだった12年1~3月期の5分の1となったもよう。

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