「自分より優秀な人間」だけ採用するべき理由 「器の大きい面接官」の選抜に全力をかけよう

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「彼は器が大きいんだ。私よりも上かもな。私はまだまだ変なプライドがあるからな」

「たしかに、面接官に変なプライドは邪魔ですね」

「そうだろう。『身のまわりで、自分より優秀な人間を挙げてみよ』と言われて、挙げることのできた人数が、その人間の器の大きさだよ」

「なるほど……」

「今年こそ、採用をきちんとやりたいな。まあ、彼にまかせれば大丈夫だろう」

最高の大きさの器を持つ人物の言葉

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そして、社長の予想どおり、そのリーダーはすばらしい人物を数多く採用した。時には応募者に教えを請い、時には応募者を説得し、八面六臂のすばらしい活躍だったそうだ。

ほんとうに優れた人物は、ほかの人の優れたところもよくわかるという。

世界の富を独占した鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーの墓誌にはこう刻まれているそうだ。

「自分より優れた者に協力してもらえる技を知っている者、ここに眠る」

最高の大きさの器を持つ人物の言葉だ。

安達 裕哉 ティネクト代表取締役

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あだち ゆうや

1975年東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事 。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上の ビジネスパーソンとともに仕事をする。現在は仕事、マネジメントに関する メディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う

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