中学受験する子が知るべき「算数」のコツ

ケアレスミスはこうすれば激減する

ケアレスミスを減らすためにはどうしたらいいのでしょうか(写真 :しげぱぱ / PIXTA)
中学受験直前のこの時期、「お子さんのケアレスミスをいかに減らすか」に悩んでいるお父さん、お母さんも多いことでしょう。いくら頑張って解いても、ミスをしてしまっては点数に結びつきません。特に算数は、解きかたを知っているのにケアレスミスをしてしまいやすく、そのミスが合否に大きくかかわってくる科目です。
そこでこの記事では、『小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本』などの著書を持つプロ数学講師の小杉拓也氏に、ケアレスミスを防ぐための考えかたを聞きました。

ケアレスミスをどうやって防げばいいか?

約数という言葉を覚えていますか? 意味をおさらいすると、「ある整数を割り切ることのできる整数」です。たとえば、「12」ならその約数は、1、2、3、4、6、12になります。「一つひとつ数字を割っていって確かめる」という力ずくのやりかたもありますが、大きな数字になると、そうもいきません。

約数を見つけるためには、いくつかのルールやコツを覚えておくと便利です。

そのコツをお教えする前に、ひとまず、お子さんをお持ちのお父さん、お母さんも、そうでない方も、頭の体操がてら、中学受験の算数レベルの問題を解いてみましょう。では、さっそくどうぞ!

問題:555の約数をすべて書き出しましょう。【制限時間2分、完答で10点】

いかがでしょう。2分は短かったでしょうか。

この問題は、中学受験にそのまま出題されてもおかしくないレベルです。実際、東京の女子御三家である女子学院で、類題が出題されています。しかし、これは小学生にとって、ケアレスミスをしてしまいがちな問題でもあります。

この問題の正しい答えは「1、3、5、15、37、111、185、555」です。たったひとつモレてしまっただけでも、正解にはなりません。完答の問題なので、この8つをすべて答えて正解になります。

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