中学受験する子が知るべき「算数」のコツ ケアレスミスはこうすれば激減する
ケアレスミスをどうやって防げばいいか?
約数という言葉を覚えていますか? 意味をおさらいすると、「ある整数を割り切ることのできる整数」です。たとえば、「12」ならその約数は、1、2、3、4、6、12になります。「一つひとつ数字を割っていって確かめる」という力ずくのやりかたもありますが、大きな数字になると、そうもいきません。
約数を見つけるためには、いくつかのルールやコツを覚えておくと便利です。
そのコツをお教えする前に、ひとまず、お子さんをお持ちのお父さん、お母さんも、そうでない方も、頭の体操がてら、中学受験の算数レベルの問題を解いてみましょう。では、さっそくどうぞ!
いかがでしょう。2分は短かったでしょうか。
この問題は、中学受験にそのまま出題されてもおかしくないレベルです。実際、東京の女子御三家である女子学院で、類題が出題されています。しかし、これは小学生にとって、ケアレスミスをしてしまいがちな問題でもあります。
この問題の正しい答えは「1、3、5、15、37、111、185、555」です。たったひとつモレてしまっただけでも、正解にはなりません。完答の問題なので、この8つをすべて答えて正解になります。
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