米金融緩和の縮小で動揺する世界マネー

バーナンキ発言でグローバルマネーの動きに変調。

バーナンキFRB(米国連邦準備制度理事会)議長の言葉に、市場は神経をとがらせている。

現行のQE3(量的緩和第3弾)は長期国債と住宅ローン担保証券を毎月合計850億ドルも買い入れるという空前の規模。異次元緩和をブチ上げた日本銀行と対照的に、米国は景気回復を背景に、金融緩和を縮小するタイミングを模索してきた。それゆえに今月19日の米国金融政策会合は世界中の注目を集めたが、QE3継続の方針に変更はなかった。

ところが、バーナンキ議長は会合後の会見で、今後の経済指標がFOMC(連邦公開市場委員会)の見通しどおりに改善すれば、「今年後半に資産買い入れのペースを減速し、来年半ばに終了するだろう」と、自ら縮小の時期に言及。緩和縮小による金融相場の終息が強く意識され、この日の米国株市場は大きく下落した。

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