ステップ3の「体系の理解」では、基本知識や技能は習得済みで、自分なりの応用もできるレベルです。ステップ1で得た知識とステップ2で得た経験が積み重なって体系的に身に付いた実力となり、試合でも戦力として活躍できるレベルということになります。
ステップ4は「本質の理解」。自分で高度なプレイができるにとどまらず、リーダーとしてチーム全体のレベルを引き上げられるレベルです。積み上げられた体系の上に、他者を動かす力として自分の見識を披露できるようになっている状態です。
ステップ3、4となるとビジネスパーソンとしての価値は飛躍的にあがりますが、このレベルに達するには、単に何かを勉強して、目の前の仕事をこなしておしまいでは不十分です。達成イメージを意識した学習の仕方を意識しておかないと、挫折してしまいます。
学びを挫折させないためには3つのコツがあります。以下、ご紹介しましょう。
学びを挫折させないための3つのコツ
コツ1:星をつないで星座にする
ひとつ目のコツは、「学びをキャリアマネジメントと直結させる」ということです。何かを学ぶ前に自分のキャリアについて真剣に考え、その学びが将来のなりたい自分に直結しているかどうか問い直すということです。
私が前職時代にキャリアカウンセリングで活用していたのは、図にあるように、定性的で特に期限を決めない無期限目標設定から、徐々に目の前の短期的アクションに結びつけていくというやり方でした。
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