AKBの自爆と、ももクロの戦略マーケティング グローバルエリートがももくろファンに転向?

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最後に

最後に私事で恐縮だが、ももクロメンバーの中に非常に綺麗な人がいて驚いた。青いカラーがテーマの早見さんという方なのだが、上で“私はアイドル個人個人を崇拝しない”と言っておきつつ、すっかりファンになってしまったのだ。

ということで今後、私も彼女のモノノフとしてももクロを応援してみるか、とサイトを調べてみたのだが、なんとびっくり、この早見さんはとっくに引退していてチームの一員ではなく、今後大学進学をせずに芸能活動に専念されるとのことである。というわけで、私のモノノフ生活も、たった2時間(このコラムのための調査時間)で終焉を迎えてしまった。

早見さんないし早見さんのご両親がこのコラムをみていらっしゃればこちらにご連絡いただきたい。私はお堅いビジネスパーソンのキャリア相談より、アイドルや女優を目指す方のキャリア相談の方がよっぽど楽しそうなので、今後勝手にAKBおよびスターダストプロモーションに対し、所属タレントへのキャリアアドバイスを随時お届けするつもりである。

そこで次回コラムでは、アイドルのその後の人生設計について私が、相談すらされていないのに勝手に相談にのることにしよう。第一回目の(仮想)相談者は皆さんご希望の通り、矢口真里さんをお招きし、グローバルエリートがフランスの彼方から、頼まれてもいないのにキャリア・アドバイスをお届けしたいと思う(ただしこのコラムにも批判が殺到すれば、アイドル業界からは足を洗い、通常通りグローバルエリートネタという当コラムのコア・マーケットに回帰します)。

ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者

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Moogwi Kim

慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。

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