最新「ダイバーシティ企業」トップ200

企業の多様性を総合評価、トップは東芝

2位はトップと1点差の総合得点93点で資生堂、富士通、ソニーの3社が並んだ。

資生堂は「女性の活躍」が30点と高得点。女性従業員も多く、女性管理職比率22.9%(249人)、女性部長職比率12.1%(7人)などの数値は、大手が多い上位では他社を圧倒している。ただ、「働きやすさ」は24点と1位の東芝を3点下回った。30歳平均賃金や有給休暇取得率などが若干劣っていることが主な理由。ほかにも一部データが開示されずに該当項目の得点がつかないなどで、総合得点で東芝に1点届かなかった。

富士通は各部門ともバランスよく得点。特に「女性の活躍」は26点で東芝を上回った。同社は「ダイバーシティの推進は経営戦略」とし、「2020年度末、新任幹部社員に占める女性比率を20%にすること」を目標に掲げ、取り組みを進めている。

だが、数字的にはまだ道半ば。女性管理職比率4.0%(215人)、女性部長職比率2.6%(84人)、役員1.6%(1人)と同業他社と比べると高いものの絶対値としては、まだこれからといったところだ。

ソニーもいずれの部門も高得点だった。ダイバーシティ推進の中期ビジョンに、人種、女性活躍、障害者雇用、性的指向とLGBTも対象に入れ、先進的な取り組みを行っている。「女性の活躍」は27点と富士通も上回る。勤続年数は女性18.2年に対して男性16.7年と女性のほうが長い。小学校3年生までの子どもを有する社員が対象の週1~2回の在宅勤務制度など、子育てしながら働ける環境を整えている。

5位は髙島屋、第一生命保険、三井住友海上火災保険の3社(91点)。以下、8位が日産自動車、東京海上ホールディングスの2社(90点)、10位損害保険ジャパン(89点)が続く。

上位で目立つのがトップ10社中4社を占める保険。いずれも「女性の活躍」や「働きやすさ」が高い評価となっている。

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