長引く日本の不妊治療
患者の負担を軽くするには

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不妊治療のリーディング企業の責任を果たしたい
ライフプランで親になる時期も検討を
メルクセローノ癌領域事業部・不妊/内分泌領域事業部
ジェームス・フェリシアーノ事業本部長
メルクセローノは、1668年創業の世界で最も歴史あるドイツ本社メルク社の医薬品企業です。私たちは、不妊治療領域における世界的なリーディング企業として、社会的責任を果たし、患者さんやそのご家族のより良い生活の質の向上に貢献したいと考えています。
私は、日本の不妊治療のクリニックを訪問して、待合室にあふれている患者さんを見る度に、日本における不妊治療のニーズの大きさを感じます。そして、子供を持つことを望まれる方々の願いを、包括的にサポートしていくことが私たちの責務であるとの思いを強くします。
欧米と比較すると、日本ではまだ不妊治療は話題になりにくいテーマです。女性は30歳代後半になると、子供を持つことが徐々に難しくなりますが、そのことはあまり知られていません。そのため、晩婚化が進む日本では、女性が結婚後、しばらく仕事をして子供を持とうと思った時には30歳代後半になっているということも珍しくないのです。
そこで、当社では、妊娠に対する前向きな行動を「妊活」と定義し、女性の体のしくみや妊娠のメカニズム、妊娠を意識した体づくりに関する情報を「妊活.net」および「fertility.com/jp」のウェブサイトを通じて配信するなど啓発活動にも力を入れています。妊活は、女性だけではなく、パートナーと一緒になって検討することが大切だと思います。人生のライフプランを見つめ直し、親になる時期も含めて考えて欲しいと思います。妊活を遅くとも30歳代前半に始めることで、確率はずっと高くなるのです。
医療従事者のニーズを実現したペン型在宅自己注射
メルクセローノは、不妊治療において包括的なサポートを提供する世界で唯一の医薬品企業です。生殖補助医療による治療結果の向上をもたらすため、具体的な治療法や診断法を生み出すことを目的としてつくられた研究助成プログラムや、認定看護師育成プログラムへの継続的な支援を通じて、不妊治療領域の医療技術発展に積極的に貢献しています。
また、遺伝子組み換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤が日本に導入され、在宅自己注射による治療も可能になりました。さらなる使いやすさを追求したペンタイプの在宅自己注射器は、医療従事者の皆さんのニーズにお応えすることによって実現しました。
在宅自己注射による不妊治療は、働きながら通院するような忙しい患者さんだけでなく、医師や看護師など医療側の負担を軽減することにもつながるはずです。
世界の医薬品メーカーで唯一、3種の遺伝子組み換えホルモン製剤を持つ不妊治療領域のリーディング企業として、医療従事者の皆さんのご支援のもと、日本でも治療薬のラインアップを充実させ、より多くの方々に赤ちゃんを抱く喜びを実感いただける一助になりたいと願っています。
(注1)(16.5%、2010年出生動向基本調査)
(注2)Number of infants born as a result of ART cycles performed in 2010=61564, Number of ART cycles reported in 2010=14260
治療周期総数(2010年)=242161, 出生児数=28945
(注3)2010年 日本産科婦人科学会 登録調査小委員会報告

 

妊活.net
メルクセローノ
制作 東洋経済企画広告制作チーム
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