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【その2】株式投資に興味がない消費者についてです。

「株式投資をしている消費者」がキャッチする感覚と、「株式投資をしていない消費者」の感覚は、もちろん違います。
どちらの感覚を大切にするかというと、意外に思われるかもしれませんが、株式投資をしていない、むしろ、株式投資にまったく興味のない消費者のほうの感覚です。以下に整理しましょう。

(A)株式投資をしている投資家

(B)株式投資をしていない投資家

けれども、こうした分類は正確ではありません。
(1)株式投資を現在も継続している投資家
(2)現在は休止しているが、保有銘柄はある投資家
(3)現在は休止していて、保有銘柄もない投資家
(4)過去には、株式投資経験があるが、やめた投資家
(5)今までまったく、株式投資をしたことがない投資家

(5)は、投資をしたことがないので「投資家」と言うのはやや違和感がありますが、この(5)こそが重要なカギを握っています。(5)でも、実は興味を持ってはいるが、株式投資を始めるきっかけやチャンスがなかった場合があります。

つまり、(5)は2つに分類できます。
(5-1)株式投資に興味がなく、今までまったく、株式投資をしたことがない
(5-2)株式投資に興味はあったが、今までまったく、株式投資をしたことがない

詳しく説明すると、(5-1)は、「過去も現在も、投資家でない。そして、今のところ、将来も株式投資をする予定はない」となります。一方、(5-2)は、機会があれば、株式投資をしてみたいという、「将来の投資家」となります。

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