バリキャリ金融女子が料理家に転身したワケ ニューヨークで本当にしたいことを見つけた
また「おもてなし」とつけたのは、自分でもちょっと恥ずかしいなと思いながらも、ストレートにコンセプトが伝わるかなと思いました。そのあとオリンピックで「お・も・て・な・し」って流行りましたが、私の方が先ですからね(笑)!!!
ママがハッピーじゃないと、家族もハッピーじゃない!
パーティ参加者からの質問(1)
――コルトン流、仕事と家庭の両立の仕方とは!?
ニューヨークはベビーシッターなど日本よりも子供を預けられるサービスが多いので、仕事と子育ての両立はしやすいと思います。私は日本でもお料理教室を開催するのですが「小さい子供がいるので参加できないんです。」とおっしゃる生徒さんも少なくなくて、最初聞いた時は「日本ではお子さんがいると、そんなに色々と制限されてしまうんだ!」と驚きました。
でもアメリカ人の考えはそうではなくて、自分でやらなくちゃいけない事はもちろんやるけれど、人を雇って出来ることはお願いする。やっぱりお母さんがハッピーじゃないと、子供も旦那さんもハッピーじゃないですし、家庭も暗くなってしまいます。だから私は色々と工夫をして、1週間に1度は大人だけの時間を作ったり、たまには夫婦ふたりでディナーに行ったり、主人に子供を見てもらって女友達と女子会をしてメリハリを作っています。大人の時間って本当に大切なんです。
パーティ参加者からの質問(2)
――起業と会社勤めのメリット・デメリットについて教えてください。
もちろん会社勤めはお給料が定期的に入ってきますし、安定もしていますからそういう点ではいいですよね。でも人生短いんですよ。もうあっという間に時間が経ってしまいます。特に会社勤めをしていると1年2年、3年がいつの間にか過ぎてしまう。もちろん今本当にやりたい仕事をしていたらいいですが、そうじゃなかったらこれを10年やるのか?20年やるのか?そこまで考えて今の会社にいるかを考えた方がいいと思います。
もちろん転職も出来ますが、といっても同じ分野にしか行かれないと思います。なので本当にこの仕事でいいのかと考えて、それがもしNOだったら、明日にでも次にやりたいことを考えた方がいいと思います。
起業も会社勤めも、どちらも大変なことは沢山あります。だったら人生あと1週間しかないと言われたら、あなたはどうしますか?ってことです。
人生はあっという間。やりたいことがあったらその夢に近づく努力を明日からでも!
繰り返しになりますが時間はあっという間に過ぎてしまうので、やりたいことがあったらその夢に近づく努力を明日からでもされるといいと思います。そして夢への実現には人との繋がりが大切。運って人が運んでくるものだと思うんですよ。ですから人と人との繋がりを大切にしながら、夢に向かって毎日少しずつでもいいのでチャレンジしていただければと思います。
(執筆、写真 鮫川佳那子)
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