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買収後は、事業面でも極めて厳しい。藤本氏にとって誤算だったのは、ピルキントンの主戦場である欧州がリーマンショックや債務危機で大不況に陥り、業績に壊滅的な打撃を与えたことだ。事業撤退や希望退職の募集など、国内外で度重なるリストラを余儀なくされ、多額の損失を計上。買収によって膨らんだ有利子負債の金利負担も重くのしかかっており、前13年3月期は280億円の純損失と2期連続の赤字を見込んでいる。日本板硝子は35年ぶりに無配とする方針を明らかにしており、藤本氏の辞任はこれらの責任を取る格好だ。
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