イマドキ中高生に「付箋ノート」が流行るワケ 専用文房具まで登場!いったい何が便利?

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こんな感じで、学生さんの勉強法としてブームとなっている付箋ノートだが、もちろん社会人のノートに転用してもメリットだらけである。資格試験の勉強はもとより、プロジェクトの進捗をふせんで管理したり、会議の議事録をふせんに書いて編集したりと、使い道は多い。

付箋ノートを作るための文房具まで登場!

クラスタージャパン 付箋ノートが作りやすいルーズリーフ(左) 単体:227円 ケース&ふせん付き:864円 付箋ノートが作りやすいふせん(右) 303円

「そんなにいいなら、ちょっと試してみるか」と思った方。いまから始めるなら、オススメの文房具がある。ふせんノート専用のふせん「付箋ノートが作りやすいふせん」と、専用ノート「付箋ノートが作りやすいルーズリーフ」だ。

製品名以上でも以下でもない、ド直球きわまりないふせんとルーズリーフである。

まず、ふせんの方だが、一般的なふせんとどこが違うのか?

並べてみると一目瞭然で、サイズがちょっと小さくなっている。数値でいうと、正方形タイプで70×70mm。一般的なふせんが75×75mmなので、天地左右それぞれ5㎜小さいということだ。これをそれぞれA罫(罫線幅7㎜)のノートに貼ってみるとこんな感じ。

(左)青が一般的なふせん、黄色が付箋ノートが作りやすいふせん/(右)罫線に沿って貼れるので、ズレにくい
一般的な75㎜角ふせんでは、B5ノートに3枚貼れない

 付箋ノートが作りやすいふせんが罫線の間にぴったり収まるのに対し、一般的なふせんははみ出してしまう。対して、専用ふせんはサイズがすべて7の倍数でできているので、どう貼っても罫線にぴったり合うのだ。

もちろん、長方形ふせんのサイズも70×14mm、70×28㎜と7の倍数で揃えられているので、罫線をガイドにして貼ればぴったり。実のところ機能としてはこれだけで、サイズ以外は普通にふせんである。ただ、このサイズ的なピッタリ感が思った以上にノートの紙面をスッキリさせてくれるのだ。

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