また、より洗濯容量が大きなモデルを選ぶ理由はシワ対策だ。シャツやズボンなどを洗ったとき、乾燥容量が3キロぐらいまでなら、高速風で伸ばしながら乾燥できるため、ほとんどシワのない状態で乾かせる。つまり、アイロン掛けの時間を大幅に低減できるというわけだ。
ドラム型洗濯乾燥機はモデルチェンジによる性能向上が続いている家電のひとつ。5年以上前の古い洗濯乾燥機を使っているなら、買い換えを検討する価値は十分にある。
汚れの強い洗濯物は別に洗っておく
子どもがいる家庭やスポーツをしていている場合など、一部の衣類だけ汚れが強いということが少なくない。それらをほかの洗濯物と一緒に洗うと、汚れを移してしまったり、洗濯の時間がより長くなってしまうこともある。そういった場合にオススメしたいのが、別途、小さな洗濯機を用意する方法だ。
たとえば、シーピージャパンの「マイセカンドランドリー TOM-05」(実勢価格9800円)は3.6キロまでの洗濯物が洗える小型の洗濯機。洗濯槽と脱水槽を搭載する昔ながらの二層式洗濯機だ。
泥汚れなどが付いた洗濯物は先にこの洗濯機で予洗いする。そうしておけば、ドラム型の洗濯乾燥機で乾燥まで終わったあとに、汚れが落ちていなかった、といったことが防げるのだ。
ひどい汚れだけでなく、幼児が粗相をしてしまった下着類、そしてペット用の衣類などにも使える。洗面所や浴室で時間をかけて手洗いするのではなく、専用の洗濯機を用意して使い分けるというのもひとつの手だと言えるだろう。
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