ネット検索、人が「まとめる」時代へ ヤフーと「LINE」のNHN Japanがタッグ
NAVERまとめは、2009年7月にスタートして以来、爆発的な伸びを示しており、直近のユーザーは月間で述べ4100万人に達する。そこで、国内のネット検索で圧倒的なシェアを持つヤフーと組んで、「たくさんの利用者がネットのあらゆる情報をもっとまとめるようになる」(ヤフーの宮坂社長)ことで、さらにサービスが進化していくと、両社はもくろんでいる。
システムと人の融合がカギ
ネット検索はロボットによるものが主流で、「あまり変化のない時代が続いているが、次のパラダイムシフトは、システムと人の融合にある」とNHN Japanの島村武志執行役員は言う。ソーシャルメディアの普及が進んでいるのも、人と人とのつながりが根幹にあるが、それを支えているのもシステムが介在しているからこそである。ネット検索についても、人が介在することで、新たなステージを迎えることになりそうだ。
(撮影:梅谷 秀司)
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