ネット検索、人が「まとめる」時代へ ヤフーと「LINE」のNHN Japanがタッグ

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NHN Japanの森川亮社長

NAVERまとめは、2009年7月にスタートして以来、爆発的な伸びを示しており、直近のユーザーは月間で述べ4100万人に達する。そこで、国内のネット検索で圧倒的なシェアを持つヤフーと組んで、「たくさんの利用者がネットのあらゆる情報をもっとまとめるようになる」(ヤフーの宮坂社長)ことで、さらにサービスが進化していくと、両社はもくろんでいる。

システムと人の融合がカギ

ネット検索はロボットによるものが主流で、「あまり変化のない時代が続いているが、次のパラダイムシフトは、システムと人の融合にある」とNHN Japanの島村武志執行役員は言う。ソーシャルメディアの普及が進んでいるのも、人と人とのつながりが根幹にあるが、それを支えているのもシステムが介在しているからこそである。ネット検索についても、人が介在することで、新たなステージを迎えることになりそうだ。

(撮影:梅谷 秀司)

武政 秀明
たけまさ ひであき / Hideaki Takemasa

1998年関西大学総合情報学部卒。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、新聞記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。2010年4月から東洋経済オンライン編集部。東洋経済オンライン副編集長を経て、2018年12月から東洋経済オンライン編集長。2020年5月、過去最高となる月間3億0457万PVを記録。2020年10月から2023年3月まで東洋経済オンライン編集部長。趣味はランニング。フルマラソンのベストタイムは2時間49分11秒(2012年勝田全国マラソン)。

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