財務が好調でCSRも成長していく企業は株式投資でも有望と考えられる。現在あるSRI(社会的責任投資)ファンドは時価総額の大きい大型株が中心で、インデックスファンドなどと構成銘柄があまり変わらないという声も聞かれる。
CSRの成長性を適切に見ることができれば、社会から信頼され、さらにリターンも高い銘柄を集めたファンドを作ることができるかもしれない。
目立たない優良企業が存在
たとえば、ランキング首位となった協和エクシオは、12年5月の安値690円から3月27日には1012円と大幅上昇となっている。財務体質の強い同社は業績は非常に安定している。
これまで株式市場全体が沈んでいたために隠れていたが、アベノミクスの効果で表に出てきた可能性もある。ちなみにこの27日時点では、今期PER10.4倍、PBR0.91倍と一般論としては割安水準ともいえる。
さて、こうした目立たない優良企業は数多く存在する。こうした企業を1社でも多く見つけられるよう評価手法をさらにブラッシュアップしていきたい。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら