マクドナルド原田社長、役員報酬4割減か 総会招集通知からの試算では2億円弱に
業績不振の日本マクドナルドホールディングス。これまで年間3億円以上の報酬を得てきた原田泳幸会長兼社長(写真。以下、原田社長)だが、前2012年12月期の役員報酬はどうやら、半減近くに落ち込むことになりそうだ。
役員報酬「合計」が4億円弱から2億円強に大幅減
日本マクドナルドの第42回定時株主総会が3月19日、東京国際フォーラムで開催される。その招集通知の記載から、原田社長の役員報酬が大幅減となることが見て取れる。
過去2期の有価証券報告書と今回の招集通知のデータをまとめると次のようになる。
【10年12月期】
役員報酬合計 3億4900万円
原田社長 3億2300万円
その他役員(人数) 2600万円(2人)
【11年12月期】
役員報酬合計 3億8900万円
原田社長 3億1700万円
その他役員(人数) 7200万円(3人)
【12年12月期】
役員報酬合計 2億2800万円
原田社長 ?
その他役員(人数) ? (2人)
仮に、その他役員の報酬がゼロとしても、原田社長の役員報酬は2億2800万円となるため、11年12月期の3億1700万円と比べると、額にして8900万円、率にして28%が減少することになる。つまり最低でも、12年12月期の原田社長の役員報酬はこれだけ減るということだ。
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