ガリバーが、フェラーリを売り始めた事情 中古車買い取り最大手、脱・卸売り依存に動く

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黄色い看板が特徴の「ガリバー」(撮影:風閒 仁一郎)

今後は、ハイブリッド車などのエコカーや軽自動車に特化した中古車店の出店もありうる。さらに店舗数420店(うち直営は300店)を18年度までに800店まで広げ、中古車小売り市場でのシェアを現状の2%(ガリバー調べ)から10%まで引き上げる目標を掲げる。

中古車の小売りは、中古車販売店向けの卸売りに比べて、1台あたりの粗利は大きい。ただし、逆に言えば売れ残りの在庫を抱えてしまうケースもあり、小売りへの傾注にはリスクが伴う。卸売りへの依存を弱めつつ、小売りを強化していくのもうまくバランスを取りながら進めなければならない。決して楽な道のりでもない。

又吉 龍吾 東洋経済 記者

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またよし りゅうご / Ryugo Matayoshi

2011年4月に東洋経済新報社入社。これまで小売り(主にコンビニ)、外食、自動車などの業界を担当。現在は統括編集部で企業記事の編集に従事する傍ら、外食業界(主に回転ずし)を担当。趣味はスポーツ観戦(野球、プロレス、ボートレース)と将棋。

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