全米を席巻する「ミスター・ロボット」の裏側 大人気TVドラマ、主演俳優が語る

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ラミ・マレック(左)とクリスチャン・スレーター ©2016 Universal Network Television LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

「ミスター・ロボット」のシーズン2が上陸

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

全米で話題のコンピューター・サスペンス『MR.ROBOT / ミスター・ロボット』のシーズン2が、ついに日本に上陸した。主演のラミ・マレックに撮影の舞台裏を訊いた。

ITセキュリティ企業に勤める人嫌いの天才ハッカー、エリオット・アルダーソンは悪意を持ってシステムに進入しようとするクラッカー集団と対決。見事に撃退するも、クラッカー集団から自分たちの活動に加わるように勧められる。その集団は、社会民主主義的な理想を持って活動していた……。

このような現代的テーマを扱い、第1シーズンが米国で大人気となったテレビドラマが『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』だ。日本ではAmazonの動画配信サービス「プライム・ビデオ」にて独占配信。ネット上でも評判が高く、多くの視聴者が絶賛する感想をブログに綴っている。

『ミスター・ロボット』はどのように製作されているのか?主演のラミ・マレックに、主役を射止めた背景、撮影裏話、そして演技について訊いた。

──『ミスター・ロボット』のキャスティングは、どのようにして決まったんですか?

若いのに個性派俳優と見なされてる僕にとっては奇妙な感じだった……少なくとも初めはそう思ったね。異色な外見の男に与えられるポジションは限られているから。

エリオット役はこのドラマの主役だけれど、風変わりなキャラクターだったから僕でもできるんじゃないか、って思ったんだ。それでも「僕がテレビドラマの主役なんて絶対にありえない」と思っていたんだよ。でも製作陣の中の、たぶん数人が「うまくいくんじゃないか」と考えたわけだから、やることに決めて、サム・エスメール(本作の企画・製作総指揮)の前で脚本を読み始めたんだ。

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