ジブリもピクサーも、「パズドラ」のライバル ガンホー森下社長が語った開発の裏側(下)
業績や株価で一喜一憂するつもりはない
――今後、株式市場はパズドラの高成長による反動減を嫌う局面が来ると思いますが、マイナスからの出発で得た経験が生きますか?
そうですね、業績や株価で一喜一憂はするつもりはないです。逆に今の過熱感は、置いてきぼりを食らっている感じがします。繰り返しになりますが、純粋に面白いゲームを作って、それが業績に結び付けば、株主の皆さんにとってもいいことになると思います。
僕たちが作るゲームはすべて作品であり、道具ではありません。魂を込めて作ってきたので、子どもと一緒です。だから、業績や株価で評価して欲しくない。パズドラを特異なゲームとして扱ってほしくもありません。これからも純粋に面白いゲームだけを作り続けていこうと思います。
(撮影:今井 康一)
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