ぼへちゃん、いつものようにカチャカチャとプログラミングをしています。隣には、だんな君。どうもプログラミングのやり方をめぐって意見が食い違っているようです。
同じ機能を作るにしても、その作り方は1つではありません。いろいろな方法があります。ある方法では長くて読みづらいプログラムになっても、別の方法では短くて読みやすいプログラムになったりします。
また、動作速度の遅いプログラムも、作り方の工夫次第で高速に動くプログラムに改善できます。経験の浅いプログラマーと熟練プログラマーの差が出る部分です。
ですが、経験のあるプログラマー同士でも作り方の意見の違いは出てきます。ぼへちゃんとだんな君のけんかの原因は、プログラムの拡張性のようです。
だんな君の主張する方法は、将来的に機能の追加がしやすくなる方法。でも、プログラムがちょっと複雑になります。対するぼへちゃんは、シンプルな実装を保ちたい派。機能追加の可能性が低い部分だから、わざわざ複雑にすることはない!という主張なのですが…。
でも、もしお客さんから機能追加を要求されたとき、その修正が大変になってしまいます。可能性がゼロではないなら、拡張性を考えた作りにしておいたほうが得策というだんな君の意見に軍配が上がりそうです。
プログラムの作り方1つで、何年後かの機能追加がスムーズにできたりできなかったりしてしまいます。最初の設計、将来的な機能拡張を考慮しておくことはとても大切です。
しかし、ぼへ家の夫婦げんかは、なんともロジカルなのです。
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