「部下をできる人に演出する」と仕事は回り出す 部の成果が上がり、部下にも慕われる!
ところが、本当に有能な上司はそれほど多くはいません。それでも、うまくやっている上司が多いのは、有能に見えるように演じているからです。演じれば、本当の実力以上に「できる」と見せられるからです。
有能に見える上司の特徴3つ
それでは、どのような上司が有能に見えるのでしょうか。
◆誰に対しても態度を変えず、部下の味方をする
誰に対しても態度を変えないことは、周囲には「自信」として伝わります。自信があるから、堂々としていられるのだと見えるのです。そして、態度を変えないことで、周囲からの信頼も集まってきます。
万が一、あなたの上司と部下の間で誤解が生じたとしたら……。そんなときは、必ず部下の味方をしましょう。間違っても上司の味方をしてはいけません。そのようなことをすれば、間違いなく部下からの信頼を失ってしまいます。逆に、上司の味方をしても、上司の目からは「小者」に映るだけ。部下を守ることで、部下からの信頼も得られ、上司からの信頼も獲得できるのです。
◆優しいだけでなく、厳しい意見を言う
部下に優しく寄り添い、丁寧に指導することは大切です。でも、ただ優しいだけではいけません。ときには、厳しい意見を言うことで、さらに信頼を高めます。
もちろん部下を褒めることは大切です。でも、仮に5つ褒めたら、1つは厳しい意見を言いましょう。
「確かに××はすばらしい。でも△△することも大切じゃないかな」
「××は確かに十分だと思う。さらに上を目指して△△をするべきじゃないかな」
部下を褒めるだけで、よい上司になったつもりになってはいけません。褒めるだけで終われば、単なる「いい人」です。でも厳しい一言を添えられれば、「できる上司」に変わります。部下をさらに伸ばすための言葉だからです。
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