頭痛、肩こり、腰痛の原因は「舌」かもしれない 噛み合わせの悪さが引き起こす体調不良

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下あごのズレが原因の不定愁訴は、舌が歯から受けるストレスを取り除くことで症状を改善させることができます。私の経営する歯科クリニックでは、わずかに歯を削ることで舌のストレスを無くす独自の咬み合せ治療を実施しています。

従来の咬み合せ治療では、歯の矯正やマウスピースを活用していましたが、その治療法では、歯と舌の関係に問題がある場合は改善ができませんでした。そこで、舌の問題を解決するため、歯の高さだけでなく、大きさ・傾き・尖り具合・被せ物の状態など総合的に診たうえで治療を行っています。

この治療法では、舌のストレスを大幅に取り除くことが期待できます。治療の際は、歯の一番外側のエナメル層を0.1~0.5ミリ程度削って調整します。エナメル層には神経が通っていないので、治療には痛みはありません。早い人は、治療後15分程度で不定愁訴の症状改善を実感できます。他ではどうしても治らなかった不定愁訴の原因を解消し、症状の改善が見込めるのです。

もし、あなたが原因不明の体調不良に悩まされているなら、下記の項目にどれだけ当てはまるかチェックしてみてください。

チェックしてみましょう

□ 噛んだ時のカチカチ音が小さいか、二重音である
□ 首か肩がいつもこっている
□ 口が開きにくい
□ 口を開けるとあごが痛い
□ 口を開けるとあごで変な音がする
□ 腰痛がある
□ 胃腸の調子が悪い
□ 歯ぎしり、食いしばりがある
□ いつもあごの周りの筋肉がこっている
□ 歯科で詰めたかぶせものが高いと感じている
□ 口の中で歯の尖りや邪魔を感じる

 

【チェック判定】
当てはまる項目の数
●3個未満 噛み合わせの影響は少ないようです
●3~5個 噛み合わせが影響しています
●5~7個 不調は噛み合わせからもきています
●8個~ すぐに咬み合わせ治療を受けることをお勧めいたします

 

医療機関で治療を試みたにもかかわらず、効果が見られない肩こりや腰痛、偏頭痛、慢性疲労などの症状をお持ちの人は、一度、噛み合わせを疑ってみる必要があるかもしれません。

安藤 正遵 安藤歯科クリニック院長

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あんどう まさゆき / Masayuki Ando

1959年香川県生まれ。1987年東京歯科大学卒業。1989年安藤歯科クリニックを東中野に開院。東京歯科大学にて専攻生として微生物・解剖・生理学・生化学など基礎研究を学ぶ「咬み合わせ」と全身の関係を研究。医療法人社団 健幸会設立、理事長に就任。西洋医学+気功・整体を包括した「安藤メソッド」を完成。千葉工業大学大川茂樹教授とともに「歯と音声の研究会」立ち上げ。日本音響学会にて「咬み合わせ治療による発声改善」を発表。

安藤歯科クリニックURL  http://www.kenkoukai.com/

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