北朝鮮の金正恩氏が「国務委員長」就任、最高人民会議で国防委改編 朝鮮労働党委員長と兼務

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 6月30日、北朝鮮の最高人民会議は、憲法を修正して国防委員会を「国務委員会」に改編したうえで、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「国務委員長」に就任する人事を決めた。写真は平壌で5月撮影(2016年 ロイター/Damir Sagolj/File Photo)

[ソウル 30日 ロイター] - 北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)は29日、憲法を修正して国防委員会を「国務委員会」に改編したうえで、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「国務委員長」に就任する人事を決めた。国営メディアが30日に伝えた。

最高人民会議には正恩氏も出席した。会議は1年に1─2回開かれ、朝鮮労働党が決めた予算や政策を正式に承認する。

正恩氏の父である故金正日(キム・ジョンイル)総書記は国防委員会を利用して権威を誇示していた。

国営メディアが伝えた新設の国務委員会の名簿によると、軍人以外の起用が目立っている。

29日の最高人民会議は、5月に開かれた朝鮮労働党大会で示された政策目標を実行するために招集された。

*内容を追加しました。

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