北朝鮮の楽団が「ガールズグループ」に大変身 <動画>「韓国と変わらない」その公演内容は?
北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長がつくった“親衛”的ガールズグループである「モランボン(牡丹峰)楽団」の公演内容が、韓国を中心に北朝鮮ウオッチャーから注目を集めている。社会主義国の芸能人らしい「歌もダンスも地味」といったイメージからの脱却を図り、韓国など海外アーティストに近づけているのではないか、というのだ。
歌重視からダンス重視へ
5月9日に閉幕した朝鮮労働党第7回大会を祝う大規模な記念コンサートが行われたのは11日のこと。このコンサートにおけるモランボン楽団のパフォーマンスを北朝鮮の朝鮮中央テレビが14日に放送した。
これを見た「ソウル新聞」など韓国メディアは、「モランボン楽団の“舞台さばき”が徐々に派手になり、韓国のガールズグループと同じような印象を受けた」と報道した。
モランボン楽団の女性歌手らは、これまではどちらかと言えば歌重視で、振り付けやステージでの動きは少なかった。そのため、北朝鮮メディアのカメラワークも、歌手よりはむしろ、ステージ後ろの楽器演奏家を中心に映すことが多かった。
ところが今回は、「これまで北朝鮮で歌われてきたダンス曲のメドレー曲数も増え、メドレー以外にもマイクスタンドをうまくつかったダンスを披露するなど印象的だった」という声が出ている。
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