高額企業激増!「年間賞与が多い」トップ200

1位はあの製薬会社、非上場企業も上位に

トップ10には非上場企業が5社ランクインした。1位の大塚製薬を筆頭に、JFEエンジニアリング、JFEスチールは、いずれも純粋持ち株上場会社傘下の事業会社。また、7位の旭化成ホームズ(290万円)、10位の伊藤忠建材(281万円)は上場企業・伊藤忠商事の冠がついた有力非上場企業だ。ほかには、22位スタイレム(265万円)や35位ミツカングループ(246万円)など独立系の非上場企業も目立つ。非上場企業にも高待遇の企業が多いことがおわかりだろう。

上位には鉄鋼や建設、商社の名前がズラリと並んでおり、この傾向は昨年とほとんど変わっていない。ただ、賞与が300万円以上の会社は6社と前年と同じだったのに対して、200万円以上では117社と、前年の84社から4割増となった。また、基準月数では、52位の大和ハウス工業(233万円)が9.1カ月でトップ。29位の参天製薬(252万円)も6.0~9.6カ月と幅はあるものの上限値では大和ハウス工業を凌ぐ。

賞与は業績や評価に連動

『就職四季報 総合版』(2017年版)。表紙をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

近年は、業績が好調ならベースアップによる給与の上乗せよりも、賞与といった一時金で還元する傾向が強い。そこで業績と、賞与支給額や基準月数を照らし合わせれば、その企業が従業員にしっかり報いているのかどうかが見えてくる。ただ、業績が厳しければ、相応の減額もありうることには考慮に入れておく必要がある。

加えて、賞与支給額を部署や個人の評価に連動させる企業が増えていることを忘れてはならない。支給額や基準月数をチェックして一喜一憂するのもよいが、結局のところ、入社してからの働きぶりや成果のほうが重要になってくる。

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