自動車業界はソーシャルで大きく変わる 日産再生を担った米セールスフォース・ペラタ氏に聞く

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――CAOのミッションとは? 全自動車メーカーとの取引を行うことでしょうか。

そうではありません。CAOが担当するのは、自動車メーカーだけでなく自動車のエコシステム全体です。CEO(最高経営責任者)のマーク・ベニオフは変革の嵐が自動車業界を襲うことをわかっていた。そこで、自動車業界とセールスフォースを結びつけていく仕事をやるように、と声を掛けてくれたのです。

自動車業界での長い経験がありますから、私はすでに存在しているビジネスモデルやITシステムについて熟知しています。そのため、どのようにクラウドを取り入れていけばいいか、自動車業界の人たちが納得する形で説明することができます。ベニオフが私に期待していることは、そうしたことだと思います。

(撮影:梅谷 秀司)

山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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