一方、低い業種は、サービス業70.7%(57社)、小売業70.7%(64社)、精密機器80.1%(16社)、卸売業80.4%(91社)、その他製品81.5%(31社)となった。もちろん業種平均では低くても個別では高い会社もあるので、興味のある業種はじっくり調べるべきなのは言うまでもない。
この「男性新入社員に優しいホワイト企業ランキング」は『CSR企業総覧』掲載情報がベースになっている。この本にはコンプライアンスからダイバーシティ、社会貢献、CO2排出量、生物多様性への対応など多くの企業情報を掲載している。
これらはアンケートで回答してもらっているが、ここに情報を開示する会社は従業員、取引先、地域、環境、顧客などの幅広い面を普段から配慮してビジネスを行っている「信頼される会社」が多い。
これに加えて「3年後定着率が高い会社」は若い社員を大切に育てていこうとしている職場と評価できる。さらに実際の取り組みなどを『CSR企業総覧』で確認すれば、より詳しく会社を知ることができるはずだ。
『CSR企業総覧』は就活に役立つデータの宝庫
最近、大学のキャリアセンターで、複数の内定先から最終的な企業を選ぶ際に、「『CSR企業総覧』を使って最終判断するようアドバイスしている」という声を聞くようになった。
『CSR企業総覧』には有給休暇取得率、残業時間、30歳平均賃金、家庭と仕事の両立支援制度、勤務形態の柔軟化のための諸制度など働きやすさがわかる情報がいくつもある。さらに、内部通報件数やメンタルヘルス休職者数といった特徴的なデータも掲載している。
もちろん、すべての会社が載っているわけではないが、もし掲載されていたら、ぜひこれらの情報もあわせて総合的に最終判断していただきたい。
2. 優良とされる会社の多くは新卒定着率が高い
3. CSR評価では定着率85%以上を優良企業の目安と考えている
4. この定着率を基本に『CSR企業総覧』で他のデータも見ていきたい
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