競馬騎手の信頼度は「3着数÷4着数」で見よ
さて、本日ただいまの関心事は、来月の総選挙よりも、今週末のGⅠレース、マイル・チャンピオンシップ(第29回)だ。読者の皆さんもそうだろう。
このレースは実績のある専業マイラーがいれば割合順当に納まる堅いレースの印象が強いが、今回は、抜けた実績の本命が不在で、実力の拮抗したメンバーだ。調子、馬場、展開、騎手などの微妙な変化で順位が入れ替わりそうなメンバーだ。
本命は、レオアクティブ。私は、投資ではインデックス・ファンドを勧めることが多いが、競馬はアクティブに楽しんでいる。
冗談はさておき、レオアクティブは京王杯AHをレコードで勝つスピードを見せた後、前哨戦のスワンSは馬体重10キロ増でスローペースを最後方からの競馬だった。勝ち馬と同タイムで上がっており、力負けではない。あれは、はじめから「京都コースの下見」で、狙いはここだと見る。騎手の横山典弘も信頼度が高い。
筆者は、騎手の信頼度を「3着数÷4着数」で見ている。なぜか。3着は馬券にからみ、4着は馬券対象外で、雲泥の差がある。ゴール前の激しいたたき合いでわずかに勝って馬券にからむか。それとも馬券対象外となるか。騎手のテクニックを測る一つの指標になるのだ。確かに、1着をもっとも獲得している騎手は手腕に優れているのは間違いない。だが、騎乗する馬の絶対的な能力が高ければ、1着の数はおのずと稼げるのだ。
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